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2017年04月25日

処か外国のような

そう、確かあの日も春分樓宇套現
の日の夕暮れ時だった。
わたしはこの久高島のカブールと言う浜辺に来たのだ。
そしてあの時・・・、とわたしが思った瞬間だった、わたしの目の前の砂浜の表面にもうひとりの人間の影が揺れるようにしながら伸びてくるのがわかった。
ナオキ?
それに・・・ヒカルさんね?」
そう言ってそこに立っていたのは、(今いるほうではない)あっちの世界では死んだはずのあのニカイドウミクだった。
み、ミク?
き、君がまた・・・な、なんでここに?」
ええ?
あ、あたしは・・・、一昨年の春分の日以来、この日には毎年ここにくることにしてて。
ああ、で、でも、その理由は・・・このわたしにもよくわからないんだけど」
そう言って一瞬うつむいたミクは、再びすぐに顔をわたしの方に向けてこう続けた。
ねえ、ナオキ?
フィオレンテって・・・、な、なんのことだかわかる?」
ふぃお?ふぃ、フィオレンテ?
い、いや。
なんのことだか・・・」
そう。
それが・・・、ああ、その言葉がね、なんだか今日は朝から頭から離れなくて。
でも今ナオキに会って、それはきっとわたしがあなたに今日伝えなければいけない言葉なんだって・・・、そうさっき確信したんだけど」
とミク。
俺に伝えるって?
意味がわからないなあ」
ねえ、でもそれって、何処かの場所のことじゃないかな?」
とヒカルさんがすぐにそれをフォローする。
場所?
地名ってことか?
で、でもそれ、日本なのか?
その響きから言って何処か外国のような気も・・・」
と、いきなりミクが改めて話題を変えようとするかのようにこういった。
でまあ、それはいいんだけど・・・、もしかしてあなたたちふたり、1時間前のニュース、聞いてない?ってことなのかな?」
ニュース?
っていったい、な、何か、あったってこと?」
と訊いた時点でわたしにはそれがとんでもないことであるだろうことは、なんとなく直感的に予想することは出来たのだったが。
だだ、それがまさか?
首都圏に直下型奶粉格價
の地震が襲ったのよ、マグニチュード8.0・・・、って言ってたかな。
  


Posted by Do not love my please handstand at 13:01Comments(0)
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